新車販売スタッフ目線での、おトクな新車選びのポイント
あくまで「おトク」という視点で考えています。
もちろん、この車じゃないと絶対いやだー!!と仰る方や、
15年、20年とお乗りになる方にはあまり意味がないかもしれません。。。
でも、たとえば、ヴォクシーとセレナで悩んでる方など、
どっちがおトクなの!?と思うようなこともあるかと思いますので、
ブログを書かせていただきます。
1.まずは新車がどれくらいの値段で買えるか調べる
皆様必ず行う、新車見積もりで比べる。
■ヴォクシー ZS 7人乗 ナビ・ETC・後席モニター・バックカメラ・両側パワスラ・LEDヘッドで、
値引きが約35万円で、総額がおおよそ290万円くらい
■セレナ ハイウェイスター 7人乗 ナビ・ETC・後席モニター・バックカメラ・両側パワスラ・LEDヘッドで、
値引きが約60万円で、総額がおおよそ250万円くらい
「んー。セレナかな!値段も安いし!」
・・・さて。実際はどうだったのでしょうか。
4月~9月で見ると、、、
ヴォクシー 63,040台
(ノア 35,718台)
セレナ 32,177台
(ステップワゴン 19,388台)
なんとヴォクシーとノアを合わせると、セレナの約3倍!!!
4人いたら、セレナを選ぶ方が1人という割合!!
。。。だからなによ?と仰る方。苦労するのは下取りに出すときです。。。
2.モデルチェンジ情報を調べる
セレナ 2016年
ヴォクシー・ノア 2014年
ステップワゴン 2015年(2014年から延期)
ご覧の通り、セレナとステップワゴンは、モデル末期。もうモデルチェンジが控えてるんです。
そうするとどうなるか。。。
去年は
セレナ 96,407台 No.1
ステップワゴン 62,206台 No.2
ヴォクシー 41,918台 No.3
ノア 32,306台 No.4
今年は半年ですが、
ヴォクシー 63,040台
ノア 35,718台
セレナ 32,177台
ステップワゴン 19,388台
まったく売れなくなって、生産計画を見誤ったのが、ホンダと日産。
値下げしても売れない⇒車が余る⇒更に安くする&デモカーを作りまくる
⇒さらに余るとモデルチェンジを延期!
・・・ホンダは全車種で13万台が余ってしまい、モデルチェンジを延期する事態にまで発展。
ヤフーニュースに載ってしまいました。。。
3.中古車価格を調べる
先ほどの事態になるとどうなるか。デモカーが作られます。
セレナやステップワゴンからヴォクシーに乗り換えの方もいます。
何が起きるかというと、セレナ・ステップワゴンの中古車があふれかえります。
そうすると当然。
「買いたい車の数<<<売りたい車の数」
になるので、新車の値引きが増えるだけでなく、中古車も値下がり
中古車の値下がり=下取り査定も値下がり
となります。
すでに新古車でも、「新車価格差を上回りセレナの方が50万円ほど安い状況。」
下取りに出したときの試算でも、「新車価格差を上回りセレナの方が70万円ほど安い状況。」
6年後、6万kmのセレナハイウェイスター
モデルチェンジ1回(2016年モデルチェンジの為旧型) 査定80万円
6年後、6万kmのヴォクシーZS
モデルチェンジ無し(2014年モデルチェンジの為、現行型) 査定150万円
(※リース会社の6年後の査定価格試算より)
4.結論(ややこしい内容ですみません)
もちろんご予算の関係もありますが、販売スタッフ目線ですと、
「最終的に、どれだけおトクに乗れたか」をpointに見ております。
ご相談頂ければ、お応えしております。
また、ヴォクシーに関しましては、値引き販売も行っておりますので、
よろしければお声がけください。